この資料は、富山市の公共施設(科学博物館・図書館本館)において、ZETAなどのLPWAセンサーを活用し、温湿度や人流の「見える化」を行った実証実験の記録です。
本実証実験は、富山市が構築しているIoT基盤である「LPWA+データ連携基盤(FIWARE=次世代インターネットで使われるデータ共有用の基盤ソフトウェア)」を活用した公募事業として実施されました。
公共施設における環境の見える化を通じて、来館者にとって快適な施設利用環境を整えること、そして無駄なエネルギーを削減し効率化を図ることを目的としています。短期間での実験のため、実質2ヶ月という限られた期間でデータの連携からアプリ開発、現場への設置までを迅速に行う必要がありました。
富山市科学博物館では、温湿度・照度・人感センサーを1週間ごとに場所を変えて設置し、館内全体の環境を網羅的に計測。さらに、ビーコン(=電波を発する小型の端末)を来館者に配布することで、展示への興味関心や館内アナウンスに伴う人流の変化を可視化しました。
富山市立図書館本館では、書籍の保管に適した書庫の温湿度管理や、閲覧室の座席ごとの利用状況(混雑状況)をリアルタイムに可視化。これらのデータは、施設の省エネ対策や、混雑を避けた快適な利用環境の提供、さらには展示効果の分析など、様々な場面で役立つ具体的なデータとして得られました。
ZETAの強みである「1日で設置が完了し、撤去も半日で行える手軽さ」と「高い受信率」が実証され、今後は季節ごとの詳細な分析や、さらなる課題解決への応用が期待されています。詳細は資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。