この資料は、IoT端末の消費電力を可視化・解析するツール「PowerHunter」の機能と、スマートビル用漏水センサーの早期電池切れトラブルを解決した実証プロセスを紹介するセミナー資料です。
スマートビルに設置した漏水センサーにおいて、想定動作期間「1年以上」に対して、実際にはわずか3ヶ月で動作停止してしまうトラブルが発生しました。原因を究明するため、通信プロトコル「ZETA-P(=ZETAの通信規格の一つ)」で動作する現場のセンサーを回収し、低消費電力設計ツール「PowerHunter」を用いて長期動作の測定・解析を行いました。
PowerHunterを用いて現場と同じネットワーク環境を再現し、5日間の長期測定を実施しました。解析の結果、中継器(Mote)が停止した際に、センサーがネットワーク検索を繰り返し、1時間ごとに異常な電流パルス(平均11.5mA、5分間で約1mAh消費)が発生していることが判明しました。接続失敗時に休止状態へ移行する「Longスリーブ機能(=ネットワーク未接続時に検索を一時停止して電力を節約する仕組み)」が無効になっていたことが早期電池切れの真因でした。
このように、PowerHunterは端末の動作パターンをデジタル化し、開発効率化や現場のトラブルシューティング、高精度な電池寿命予測に貢献します。詳しい解析手順や測定画面、ZETAの各通信モードにおける消費電流の比較データなどは、資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。