この資料は、ZETA通信で取得した環境データと、外部ネットワークに依存しない「ローカルLLM(=PCやエッジ機器で動く大規模言語モデル)」を連携させ、Node-REDを用いて自動で状況の要約やアドバイスを生成するシステムの実装方法を解説したセミナー発表資料です。
IoTの普及により、温湿度やCO2濃度などの環境データは簡単に「見える化」できるようになりました。しかし、ダッシュボードにグラフや数値が並んでいるだけでは、専門知識のない一般の利用者にとって「今、換気すべきなのか」「快適な状態なのか」を瞬時に判断するのが難しいという課題があります。
そこで、近年急速に進化している「生成AI(LLM=大規模言語モデル)」、特にPCや組み込み機器などのローカル環境で動作する「ローカルLLM」を活用し、センサーデータを人間が直感的に理解できる「言葉」に自動変換する仕組みの構築を目指しました。
本資料では、ローカルLLMの得意分野(アラートの要約、自然文から構造化データへの変換など)と苦手分野(リアルタイムの主体制御、厳密な数値解析など)を整理した上で、具体的なシステム構成を提案しています。
Node-REDとローカルLLM(Llama 3など)を組み合わせ、受信したCO2濃度や温湿度のデータを「環境アドバイザーAI」という役割を与えたLLMに入力。これにより、「現在のCO2濃度はやや高めです。少し窓を開けて換気することをおすすめします」といった、状況に応じた自然な日本語のアドバイスを自動生成することに成功しました。
この仕組みは、オフィスの環境改善や、高齢者・子どもの見守り、工場の異常検知レポート作成など、様々な場面で応用が可能です。具体的なNode-REDのフロー設定やコードの詳細は、ぜひ資料本編(PDF)をご覧ください。
ZETAアライアンスは、産官学民でZETAの活用を広げる団体です。会員になると、技術・マーケティング資料の入手、ワーキンググループやセミナー・シンポジウムへの参加、ビジネスマッチングなどの機会をご利用いただけます。実証事例にご関心をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。