セミナー第5回 ZETA Alliance DAY

鉄道ワーキンググループの活動状況 ~鉄道IoTの扉を開く~

2019.10.04 · ZETAアライアンス 鉄道WG
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OVERVIEW ― 概要詳細

この資料は、東急電鉄武蔵小杉駅において、過酷な電波環境下でのZETAの通信性能を検証し、鉄道IoTネットワークの構築と業務効率化への適用可能性を示した実証実験の記録です。

    この資料でわかること
  • 障害物が多く過密ダイヤの駅構内でも、ZETAのマルチホップ(=中継器を介した通信)で安定通信ができるか
  • わずか数台の機器(低コスト)で、駅構内から隣駅周辺までをカバーするネットワークをどう構築したか
  • 構築したネットワークを、駅員や清掃員、警備員などの現場業務にどう活かしていくか
AP 1台・中継器 5台駅構内と周辺エリアを網羅
約30万円低コストな機器構成で実現
データ欠損 0%環境改善後の14日間連続検証

背景・目的

日本の鉄道は極めて高い設備品質を誇りますが、将来の急激な人口減少に伴い、人手に頼る従来のメンテナンス体制を維持することが困難になると予想されています。そこで、センサーとIT技術を組み合わせた「CBM(=状態基準保全:状態を監視して適切なタイミングで保守を行う手法)」による効率的な鉄道IoTの導入が求められています。

しかし、鉄道駅は高層ビル群、過密ダイヤ、人工地盤、列車の往来など、電波を通しにくい過酷な環境です。本ワーキンググループでは、「本当にZETAが鉄道施設内で使えるのか」を検証するため、東急電鉄武蔵小杉駅での実証実験に挑みました。

「鉄道駅を中心に、街全体をカバーするZETA検証環境が完成」

取り組み・わかったこと

当初は列車進入や混雑の影響で通信が不安定でしたが、ZETAの強みであるマルチホップ機能を活かして中継器を増設したところ、受信レベルが20dB以上改善。最終的には、AP1台と中継器5台(機器費約30万円)だけで、武蔵小杉駅から隣の新丸子駅・元住吉駅周辺までをカバーする広大な多目的IoTネットワークが完成しました。14日間の連続検証では、温湿度や赤外線センサーなど22箇所の測定でデータ欠損ゼロを達成しています。

今後は、この安定したネットワークをベースに、駅員、清掃員、警備員、設備保守員といった現場の方々の声を取り入れた業務アプリケーションの開発を進め、多目的に共用できる「エリア限定の公衆IoTネットワーク」という新たな通信事業モデルの確立を目指します。詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。

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