セミナー第8回 ZETA Alliance DAY

最新5G、6Gの動向とLPWAの課題

2020.10.23 · 東京大学大学院工学系研究科 西和彦
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OVERVIEW ― 概要詳細

この資料は、5G・6Gの最新動向とLPWA(=省電力広域無線通信)の役割・課題を整理し、東京大学本郷キャンパスに設置された「本郷LPWAテストベッド」での実証実験の取り組みについて紹介したセミナー発表資料です。

    この資料でわかること
  • 5G・6GとLPWAの技術的な特徴と、それぞれの得意分野・住み分け
  • 東京大学に設置された「本郷LPWAテストベッド」の目的と検証設備
  • 都市部におけるLPWAの通信性能、キャリアセンス、干渉・混信に関する実験内容
  • 5Gの誤解と現実 高速・低遅延・多数接続の3つの特徴は同時には満たせません。用途に応じた技術の選択が必要です。
  • 通信の二極化と住み分け 大容量の映像・画像は5G(またはローカル5G)、バッテリー駆動の多点センサー群はLPWAが適しています。
  • 本郷LPWAテストベッドの構築 ZETA、LoRaWAN、Sigfoxなどの基地局を東大キャンパスに設置し、都市部での通信性能を公平に比較検証できます。

背景・目的

IoTデバイスの普及に伴い、低消費電力で長距離通信ができるLPWAの利用が急増しています。しかし、LPWAには複数の通信方式が存在し、導入を検討する事業者にとって「どの方式を採用すべきか」を正確に判断することが難しいという課題がありました。

この要望に応えるため、東京大学大学院工学系研究科のIoTメディアラボラトリーは、都市部(東京都文京区本郷)における各LPWA方式の通信性能(到達距離、通信速度、到達率など)を実際に測定・比較できる「本郷LPWAテストベッド(=実証実験設備)」を構築しました。

「5GのIoTはまだ先。バッテリー駆動のセンサーネットワークにはLPWAが最適である」

取り組み・わかったこと

本テストベッドでは、ビル密集地での電波到達実験に加え、日本独自の電波法規制である「キャリアセンス(=電波を発信する前に周波数の空きを確認する動作)」の有効性検証や、同一空間に多数のデバイスが存在する際の「干渉・混信実験」を実施しています。

これらの検証データは、スマートシティ、インフラ監視、防災、省エネ管理など、都市部で大規模なIoTシステムを構築・運用したい事業者にとって、最適な通信方式を選定するための貴重な指標となります。各方式の妨害耐性や具体的な実験環境の構成など、詳しくは資料本編(PDF)をご覧ください。

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